「ブレーキ故障」中国突発デモ…白旗揚げたテスラは二度謝罪
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.04.22 14:54
中国に進出した米国の電気自動車メーカー「テスラ」の‘受難’が続いている。今回の中国内一部消費者・当局とテスラの攻防戦は19日の上海モーターショー開幕日に始まった。一人の女性が「ブレーキ故障(殺車失霊)」という文字とテスラのロゴがプリントされた白色Tシャツ姿で、展示されたテスラ車両のルーフの上って抗議デモを突発的に行った。この女性は行政拘留処分を受け、テスラ対副総裁の陶琳氏は「不合理な主張には妥協しない」と明らかにした。
するとテスラ経営陣の対応の傲慢だとして非難世論が殺到した。官営メディアが論評でこの非難隊列に合流した。官営新華社は20日、「誰がテスラの『非妥協』的な図太さを助長したか」というコラムを通じてテスラ経営陣の傲慢を批判した。中国中央テレビ放送も論評を通じて「監督部署が公道の責任を負い、執行しなさい」と要求した。中国司法分野を総括する中央政法委もWeChat(微信)のSNSメディア「中央政法委“長安剣”」に20日午後、テスラを批判する文を掲載して、女性デモ参加者の行政拘留措置に抗議した。