<対北ビラ禁止法証人インタビュー>「米国は多様な脱北者の声に耳を傾けるべき」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.04.17 10:20
米下院傘下のトム・ラントス人権委員会が15日(現地時間)に開催した対北朝鮮ビラ禁止法(改正南北関係発展法)関連の公聴会に証人として出席したチョン・スミ弁護士が16日、中央日報の電話インタビューで、「今回の公聴会を通じて韓国と米国は(北朝鮮人権問題について)円滑な意思疎通ができていないと感じた」と指摘した。チョン弁護士は北朝鮮人権団体で脱北者を支援してきた経歴があり、境界地域の住民の安全などを考慮して対北朝鮮ビラ禁止法が必要だと主張する。以下は一問一答。
--公聴会に参加した全般的な所感は。
「トム・ラントス人権委が私を公聴会に呼んでくれた理由は、脱北者支援活動をする人権弁護士であるためだと聞いた。現場で脱北者の声を直接聞く立場で、境界地域の住民の被害現況や脱北者女性の人権蹂躪実情などを具体的に話したかった。ところが公聴会自体が文在寅(ムン・ジェイン)政権の政策全般に対する批判に流れた側面もあり、やや驚いた」