北朝鮮「五輪不参加」の翌日 韓国政府「南北合同チーム」予算承認
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.04.16 07:41
北朝鮮が東京オリンピック(五輪)不参加を宣言した翌日、韓国政府が南北五輪合同チーム支援内容を含む事業計画を承認したことが15日、明らかになった。
文化体育観光部が白宗憲(ペク・ジョンホン)国民の力議員に提出した資料によると、文化体育観光部は7日、大韓体育会が推進中の「南北体育交流」事業計画を承認した。関連公文書によると、該当事業の目的は「南北首脳間の合意事項である主要国際大会南北共同進出および合同練習など南北体育交流を通じた韓半島(朝鮮半島)平和ムード形成」だ。承認された事業予算は計19億9600万ウォン(約1億9450万円)で、国民体育振興基金から執行される。
これに先立ち2018年9月19日、文在寅(ムン・ジェイン)大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長は「9月平壌(ピョンヤン)共同宣言」を通じて、東京五輪をはじめとする各種国際大会で南北合同チーム結成を積極的に推進し、2032年五輪共同招致を進めるなどの南北体育交流活性化に合意した。