「韓国を追う中国、牽制する米国…韓国半導体に危機ではなく機会」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.04.15 10:50
「21世紀の石油」と呼ばれる半導体産業をめぐり米国と中国の覇権戦争が広がっている。 米中の間に挟まれた韓国の半導体業界はなかなか突破口を見つけられずにいる。韓国の半導体専門家5人に、米中の競争の中で韓国企業と韓国政府がどのように対応すべきかを尋ねた。
専門家らは韓国が米中の間にサンドイッチのように挟まれている状況だということに概ね同意した。米中が半導体をめぐり鋭く対抗しているという意味ではない。半導体技術と装備、市場主導権などすべての面で米国が圧倒的優位にある。中国は米国の制裁による打撃を最小化するため韓国に手を差し伸べる状況だ。韓国半導体産業協会のアン・ギヒョン専務は「韓国の半導体産業に米国は必須で中国は選択」と話した。彼は「韓国が米国と手を組まなければ半導体産業自体が不可能だ。だが中国は彼らの必要のために韓国の半導体を買っていく関係」と説明した。