近所のスーパーでも接種…世界ワクチン大乱の中でもこれみよがしな米国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.04.15 10:14
今月7日、米国ワシントンDC市内にある「ウォルター・E・ワシントン・コンベンションセンター」は新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)ワクチン出張接種所に変わっていた。予約電子メールを見せて入場するため、空港の出入国審査さながらの待機列コーナーが設置されていた。身分証を提出して本人確認を行った後、直ちにファイザーワクチンを接種することができた。
接種後の異常反応を確認するための待機時間30分を含めて、記者が接種を終了するまでに1時間もかからなかった。看護師は接種場所と日時、ワクチンの種類とロット番号まで書かれたカードを渡しながら「これから提示を求められる場所があるかもしれないので、財布にちゃんとしまっておいておくように」と案内してくれた。「ワクチンパスポート」をめぐって賛否両論があるなか、すでに導入を既成事実としてみなす雰囲気だった。個人が出す費用はない。保険がある人は保険会社が、ない場合は連邦政府が代わりに接種費用を支払う。