規制の韓国、企業制度競争力でOECD26位
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.04.15 09:13
韓国の企業環境が経済協力開発機構(OECD)加盟国の中で最下位水準であることが分かった。全国経済人連合会(全経連)は14日、OECD加盟国の企業制度競争力の分析結果を発表した。世界経済フォーラム(WEF)、国際経営開発研究院(IMD)などが発表した企業関連指数を引用して国家別に点数を算出して順位を付けた。その結果、韓国は、労働・租税・規制・政策効率性などの細部分野で20位水準となり、調査対象37カ国の中で26位にとどまった。国家競争力総合ランキングでWEF基準で10位(2019年)、IMD基準で17位(2020年)となったことに比べると低調な成績という評価だ。
韓国の企業制度競争力は主な5カ国(G5)をはじめ、国内総生産(GDP)が7分の1水準であるポルトガル(24)よりも順位が低い。最も脆弱な部分は労働分野で韓国は28位となった。韓国のリストラ費用はOECDで4番目に高く、労働市場の柔軟性も25位で低かった。租税分野は26位だった。韓国のGDP比法人税の割合は4.21%で、調査対象国の中で7番目最高法人税率は25%で16番目に高かった。