日本、福島原発汚染水“緻密な2年計画”…米国・IAEAを友軍に(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.04.14 07:39
日本政府が13日、福島第一原発事故後に発生した汚染水を海に放出することを公式に決定した。汚染水内の放射性物質を基準値以下に下げて安全を保障するという方針だが、数百万トンの汚染水を海に放出する構想なので懸念が避けられない。
日本政府はこの日の閣僚会議で、福島第一原発のタンク内に保管中の汚染水を海洋に放出する計画をまとめた「処理水(汚染水)処分に関する基本方針」を決めた。汚染水放出前に多核種除去設備(ALPS)などを使ってほとんどの放射性核種を除去し、ここで取り除くことのできないトリチウム(三重水素)は基準値の40分の1まで希釈して放出するという計画だ。菅義偉首相は「処理水の処分は福島第一原発の避けては通れない課題」とし「基準をはるかに上回る安全性を確保し、政府を挙げて風評対策を徹底することを前提に、海洋放出が現実的と判断した」と述べた。