韓経:クーパン、創業11年で初の海外進出…シンガポール攻略へ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.04.13 12:02
韓国代表電子商取引企業のクーパンがシンガポールに進出する。米ニューヨーク証券取引所上場で約5兆ウォンの実弾を確保したクーパンが創業11年で初の海外市場攻略に出るのだ。昨年基準で620億ドル規模の東南アジアのオンラインショッピング市場の橋頭堡確保に向けた最初の動きで歩みが注目される。
12日の投資銀行と電子商取引業界によると、クーパンはシンガポール法人を率いる最高運営責任者、物流とリテール部門の代表ら3人の幹部役員人選作業をしている。シンガポール進出に向けた締めくくりの手順に入ったのだ。シンガポールの電子商取引業界関係者は「クーパンは昨年から東南アジア市場進出に向け準備してきた」と話す。
クーパンのシンガポール法人は現地で1カ月前から人材を採用中だ。物流、マーケティング、営業、決済、人工知能(AI)などエンジニアリング、商品ソーシングなど全分野にわたっている。採用人数も一般社員から役員クラスまで数百人に達する。