米中武力対決…米空母ルーズベルトの圧迫に中国は空母遼寧を稼動(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.04.12 11:23
米バイデン政権発足後に米中の軍事的対決が深刻化した。両国の外交トップを出した「2プラス2」会談は鋭い舌戦で所得なく終わり、米国は2週間ぶりの今月初めに中国を囲むインド太平洋の同盟国と合同演習に入った。同じ時期に南シナ海と東シナ海では米中両国の空母船団が同時出撃する事態まで起きた。中華圏メディアの多維は「いつ衝突してもおかしくない第1次世界大戦前夜のような雰囲気」と状況を診断した。力で圧迫する米国と、一歩も退こうとしない中国の正面対決の様相だ。
同盟を通じた軍事的圧迫は日米豪印のクアッド4カ国とフランスが3~5日にともに行ったインド・ベンガル湾での合同海上演習を通じ現実化した。インド太平洋の枠組みであるクアッドの演習に欧州連合の国まで参加したのは初めてという点で米国の「クアッドプラス」の構想が本格化したという分析があふれた。ドイツの国際放送であるドイチェベレはクアッドとフランスの合同演習は1900年に北京を侵攻した8カ国連合軍と似ていると伝えた。