中国官営メディア「韓国戦争は米国の侵略戦争」主張
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.04.12 07:52
中国国営「新華通信」と「中央テレビ放送」、「人民日報」が一斉に韓国戦争(朝鮮戦争)を米国が発動した侵略戦争だと主張した。
今月9日、中国人権研究会は「米国の対外侵略戦争が深刻な人道主義災難を招いた」という7500字余りの分量がある報告書を発表した。「第2次大戦後、米国が発動した主な侵略戦争」を扱った報告書の第1章は「朝鮮(韓国)戦争」で始まる。チャプターの題名に「米国が発動した侵略戦争」と書いてあるだけで、本文には北朝鮮の南への侵略、中国軍の介入には言及していない。また、研究会は序文で「第2次世界大戦以降2001年まで、世界153地域で248回の武装衝突が発生しているが、このうち米国によって始まった戦争は201回」と主張した。