【中央時評】韓国20・30代の訳ある反乱
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.04.09 15:58
7日の補欠選挙の勝負を分けたのは20・30代の青年の民心だった。出口調査の結果によると、20代の55.3%、30代の56.5%が呉世勲(オ・セフン)候補(国民の力)を支持した。民主党の朴映宣(パク・ヨンソン)候補(20代34.1%、30代38.7%)との差は2けただ。特に20代の男性の呉候補支持は72.5%だった。60代以上の男性(70.2%)よりも高い。
「地球が逆に回るようだ」という声が出るほどの反転だ。わずか1年前の総選挙で青年は野党を審判した。「年寄り党」「積弊党」扱いした。20代は56%、30代は61%の支持で180議席という巨大与党の圧勝をもたらした(未来統合党支持は20代32%、30代30%だった)。2011年のソウル市長補欠選挙で20代(69%)と30代(76%)の圧倒的支持で朴元淳(パク・ウォンスン)市長が当選して以降、20・30代は現執権勢力の献身的な同盟パートナーだった。