「キムチプレミアム」が米国ビットコインを引き下げたのか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.04.09 10:19
米国で取引されるビットコインの最近の価格下落は韓国市場のためだという分析が出ている。韓国の暗号通貨価格が海外市場より高く形成される「キムチプレミアム」が弱まり、米国の暗号通貨にも影響を及ぼしたということだ。暗号通貨は取引所単位で売買され、同じ種類の暗号通貨でも取引所ごとに価格が異なる。
暗号通貨サイト「コインデスク」によると、8日午後3時15分基準でビットコインは5万7219ドル(約6388万ウォン)で取引されている。24時間前と比較すると約2%下がった。5万9181ドル(約6613万ウォン)まで上昇した6日午前に比べると3.3%の下落となる。ビットコイン価格が落ちた原因の一つに挙げられるのが韓国市場だ。コインデスクは「キムチプレミアムがあまりにも拡大しているという指摘で、韓国のビットコイン取引所で価格が急落した」とし「その余波で東アジア諸国のビットコイン投資と取引需要が弱まり、海外市場でも価格の急落につながった」と分析した。実際、韓国国内のビットコイン取引所アップビットでは7日昼に7950万ウォンまで上がったビットコインは、翌日午後3時15分基準で7154万ウォンで取引されている。一日に800万ウォン近く下落したのだ。