<ソウル・釜山市長選>呉世勲新市長が解決しなければならない3つのソウルの課題…失業率・住宅・低成長
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.04.08 15:06
ソウル市長選挙で当選した呉世勲(オ・セフン)新任市長の前には懸案が山積している。差し当たり失業率、住宅難、低成長と3つの難題が挙げられる。
韓国経済研究院は8日、「ソウル市の雇用成績が新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)以前から伸び悩んでいる」と評価した。特にソウル市の失業率は2018年に4.8%に跳ね上がった後、3年連続で17広域自治体中、最下位を記録している。雇用率は2017年に60.2%を記録し、17広域自治体中11位だ。
韓経研によると、ソウル市はことし、雇用回復のために2兆1576億ウォン(約2117兆円)の予算を編成した。二重防疫など直接雇用創出の予算が1兆7970億ウォンで半分以上を占めている。韓経研は「直接雇用創出予算を削減し、間接雇用の予算を拡大してこそ、安定した民間雇用の創出につながることができる」と助言した。