【社説】原則のない防疫で新型コロナは落ち着かせられず不便を強いられている=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.04.08 11:55
新型肺炎の一日新規感染者が600人を突破して再拡散に対する懸念の声が上がっている。ただでさえワクチン不足が重なり、「進退両難」の局面を迎えている。その間、政府が原則のない防疫で一進一退して事態を深刻化したせいで、結果的に国民の苦痛がいつ終わるか分からず残念だ。
6日、新規感染者は668人で1月8日以降89日ぶりに最も多かった。特に、最近一週間、地域社会の新規感染者は一日平均523.7人で距離の確保第2.5段階(全国400~500人)の基準を上回っている。疾病管理庁は「集団免疫がなく感染者が2倍に増加するダブリング現象がいつでも可能だ」と警告した。あっという間に一日に1000人も発生する可能性があるということだ。