韓国SKグループ、ベトナム事業拡大へ…流通1位ビンコマースに投資
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.04.06 16:00
韓国SKグループが東南アジアにおける流通網を確保するためにベトナム流通企業に大規模な投資をした。SKは6日、ベトナム・マサン(Masan)グループの流通専門会社「ビンコマース(VinCommerce)」の株式16%を4億1000万ドル(約452億円)で取得する契約を締結した。ビンコマースはスーパーマーケット(ビンマート)とコンビニ(ビンマートプラス)をおよそ2300店舗経営している。小売市場のうち占有率が50%に達するベトナム業界1位企業だ。ベトナムでは、コンビニ・スーパーマーケットなど現代式流通市場は年間25%以上の高成長を遂げている。
SK東南アジア投資法人のパク・ウォンチョル代表は「ビンコマースが今後アマゾンやアリババのようにオンラインとオフラインを結合した流通事業者に成長すると期待している」とし「東南アジア市場で高い成長が予想される未来流通網に対して積極的に投資する」と説明した。