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【コラム】シベリアに突然できた噴火口…温暖化「時限爆弾」が姿を現した(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.04.06 14:11
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先月23日、大型コンテナ船舶が座礁して船舶の航行がストップしていたスエズ運河が3日になってようやく正常を取り戻した。物流大乱を経験した世界の海運会社は、このような状況がいつでもまた起こりかねないという心配から北極航路に注目し始めた。

北極海を通過する北極航路はアジアと欧州をつなぐ最短距離ルートだ。スエズ運河を経るよりも航行時間を10日余り短縮することができる。最近まで夏の短い期間だけ航行が可能だったが、地球温暖化で北極海の氷が少なくなり、砕氷船の性能も向上して冬にも航行が可能になった。実際、真冬の今年1月、液化天然ガス(LNG)を積んだ砕氷LNG船がシベリア北西部の北極海のヤマル半島サベッタ港を出発して中国まで航海した。砕氷LNG船は韓国造船会社が世界で初めて建造した。

 
では北極航路の航海とシベリア天然ガスは地球温暖化が人類にもたらしてくれたプレゼントなのだろうか。

昨年7月16日、ヤマル半島上空を飛行したロシアのあるヘリコプター操縦士は地上にできた直径25メートル、深さ30メートルの大きな穴を発見した。噴火口を覆っていた土の塊りは周辺200メートルまで吹き飛ばされていた。調査を担当したロシア科学アカデミーの石油・ガス研究所研究チームは2月、学術誌『地球科学(Geosciences)』に発表した論文で「この噴火口は地中に溜まっていたメタンガスが昨年5~6月に爆発してできたもの」と明らかにした。ヤマル半島付近では2014年にこのような噴火口が初めて発見され、今回のものまで合わせると17個が見つかっている。ガスの圧力で地面が盛り上がった小さな丘も数千になる。

湖からもメタンが漏れ出ている。米航空宇宙局(NASA)研究チームは昨年学術誌『サイエンティフィック・リポーツ(Scientific Reports)』に発表した論文で、「北緯50度以上の高緯度地方に位置する湖から排出されるメタンの総排出量は年間1380万~1770万トンに達するものと推測される」と明らかにした。二酸化炭素で換算すれば3億7500万トン、世界7位である韓国排出量の半分水準だ。

シベリアには広く永久凍土層が分布している。ここには1兆トンに達する有機炭素が保存されている。全世界の土壌の有機炭素の半分にあたる。地球の平均気温が今よりも高かった中生代白亜紀には北極地方にも森があり、この森が氷河期をたどりながら地中に閉じ込められた。最近北極の温暖化が加速化し、永久凍土層と堆積物が溶けて、地中の有機物を微生物が分解して二酸化炭素とメタンを生成する。特に嫌気性(無酸素)状態では有機炭素の4分の1がメタンに転換される。計算方式によって違いはあるが、メタンは二酸化炭素より23~100倍の温室効果を持ち、メタン放出は地球温暖化をさらに加速させる。LNGの主成分がまさにこのメタンだ。

【コラム】シベリアに突然できた噴火口…温暖化「時限爆弾」が姿を現した(2)

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    2021.04.06 14:11
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    世界に先駆けて建造された砕氷LNG船が氷を割りながら運航している。[写真 大宇造船海洋]
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