韓経:「米国側に立て」…ホワイトハウスの招請受けたサムスン電子「困惑」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.04.05 08:48
サムスン電子が苦しい状況に陥った。バイデン米大統領の国家安全保障担当と経済担当補佐官が世界の半導体企業をホワイトハウスに招くなど米国中心のグローバル半導体サプライチェーン再編にスピードを出しているからだ。サムスン電子が米国政府の計画に積極的に参加する場合、独自の半導体サプライチェーンを構築中である中国と欧州の神経を逆なでしかねないという懸念の声が出ている。
ブルームバーグなどが4日に伝えたところによると、バイデン政権は12日に世界の主要半導体企業関係者をホワイトハウスに招く。半導体チップ不足現象を点検し解決策を協議するための席だ。サリバン大統領補佐官(国家安全保障担当)らが参加するこの日の会議には、ゼネラルモーターズ(GM)など自動車メーカーのほかサムスン電子をはじめとする世界の半導体企業なども招請対象に含まれたと伝えられた。