米国「安保協力」中国「経済協力」…韓国に向かって「味方になれ」メッセージ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.04.05 08:19
露骨な表現がなかっただけで、「味方になれ」というメッセージは明らかだった。米メリーランド州アナポリス海軍兵学校と中国福建省廈門でそれぞれ開かれた韓日米安全保障担当の高官による協議(2日)と韓中外相会談(3日)のことだ。
米ホワイトハウスは徐薫(ソ・フン)国家安保室長とジェイク・米大統領補佐官(国家安全保障担当)、北村滋国家安保局長の協議後にメディア声明を出して「3カ国の室長は米国の対北朝鮮政策レビューについて意見を交換し、インド・太平洋安保問題を含む共同の懸念事案について協議した」として「彼らは共通の安保目標を守り、進展を成し遂げるために協力するという変わりない公約を再確認した」と説明した。クアッド(米国・日本・オーストラリア・インド)安保協議体など韓国が心地悪く思えるテーマは控えながらも、領域内中国の挑戦問題に対して韓日米が額を突き合わせたと示唆したものだ。「アジアのツァーリ」として中国に対抗する野戦司令官の役割を果たすカット・キャンベル米国家安保会議(NSC)インド・太平洋担当調整官も協議に参加した。彼の参加は今回の3カ国の協議目標が韓日米の対中牽制連合だという点を見せる。