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月に水はあるのかシャドーカメラで調査…韓国型月軌道船の「ミッション」公開

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.04.04 12:40
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韓国が打ち上げる韓国型月軌道船の具体的な任務が明らかになった。科学技術情報通信部は1日、来年8月に打ち上げ予定の韓国型月軌道船(KPLO)が遂行する科学任務運営計画を公開した。月軌道船は6つの機器を搭載して宇宙に向かい、月の地表面から100キロメートル上空を1年間回りさまざまな任務を遂行することになる。どのような機器が搭載されるかを中心に月軌道船がどのような任務を遂行するのか見てみよう。

(1)高解像度カメラ

 
高解像度カメラ(LUTI)は月表面の主要地域を撮影するカメラだ。航空宇宙研究院で開発する高解像度カメラは最大解像度5メートル以下で精密に月の表面を観測する。実際の位置とカメラが撮影した位置の間の最大距離である位置誤差は225メートル以下だ。

このように精密に月表面を観察し月軌道船は2030年までに打ち上げられる予定の月着陸船がどこに着陸すれば良いのか着陸候補地を物色する。また、高解像度カメラを活用して月から見られる天体映像も撮影する。

(2)広視野偏光カメラ

韓国天文研究院が開発する広視野偏光カメラ(PolCam)は100メートル級の解像度で月の表面を撮影する。広視野偏光カメラは一般のカメラが撮影できない偏光(特定方向に振動しながら進む光)を映像で撮影する。世界で初めて製作する月の表面の偏光地図は月の表面での微少隕石衝突と太陽風、高エネルギー宇宙線などによる宇宙風化研究に寄与する見通しだ。

チタン地図を作るのも広視野偏光カメラの役割だ。チタン成分が多く含まれた鉱物質(イルメナイト)は特定の波長で光を多く反射する特性がある。こうした原理を活用し、広視野偏光カメラは月の特定地域でチタンが多い地域を探し地図に表示する作業をする。

韓国天文研究院のチェ・ヨンジュン宇宙科学本部長は「米航空宇宙局(NASA)が打ち上げた月偵察人工衛星(LRO)が300メートル級の解像度で月のチタン地図を作成した。韓国型月軌道船はこれよりさらに精密な100メートル級の解像度でチタン地図を作り、月の表面地質研究と資源探査に活用する予定」と話した。

(3)磁場測定機

慶熙(キョンヒ)大学が開発する磁場測定機(KMAG)は月の周囲の微細な磁場を測定する装備だ。月形成以降次第に消滅している月周辺の微細な磁場の強さを測定し、世界最高水準となる±1000nT範囲の高精密3次元磁場地図を作成する任務を務める。

磁場測定機を活用すれば月表面に局地的に磁場の強さが強い磁気異常地域を発見できる。これを通じて月軌道船は磁気異常地域がどのように形成され進化したのかの研究を遂行する予定だ。

科学技術情報通信部は「月の生成過程と進化過程を究明したり宇宙環境を調査する研究に必要な資料を磁場測定機が確保できるだろう」と期待する。

(4)ガンマ線分光器

韓国地質資源研究院で開発するガンマ線分光器(KGRS)は月表面のガンマ線測定資料を収集する。閃光検出器基盤のガンマ線分光システムを利用して月資源探査を遂行する。具体的に月にどのような元素があるのか調査し元素地図を製作する計画だ。クリーンエネルギー源として注目されるヘリウム3と生命に必須の資源である水と酸素、レアアースや鉱物が月にあるのか研究する。

また、ガンマ線分光器は月基地建設に活用できる物質を探索し、月の地質・資源研究に活用する予定だ。科学技術情報通信部は「月資源を探査する過程でガンマ線分光器は月の着陸地選定に向けた重要な候補地情報を提供すると期待する」と説明した。

(5)宇宙インターネット検証機

韓国電子通信研究所(ETRI)が開発する宇宙インターネット(DTN)検証機は地球と月軌道線の間の宇宙インターネット通信技術を検証する。メッセージやファイルの伝送、リアルタイム動画伝送試験を担当する。

科学技術情報通信部によると、高解像度カメラと広視野偏光カメラ、磁場測定機、ガンマ線分光器、宇宙インターネット検証機はいずれも韓国の技術で開発した。韓国が開発した5つの搭載機器はすべて月軌道船の主管機関である韓国航空宇宙研究院にすでに納入された状況だ。

(6)シャドーカメラ

米アリゾナ州立大学が開発したシャドーカメラは月の暗い陰地域を探査するために韓国型月軌道船に載せられる。現在月の周囲を回っている米国の月偵察人工衛星に装備されたシャドーカメラより感度が約800倍優秀だという。

月は自転・公転周期が同じで地球からはいつも片側の面だけ見られる。そのため月の一部地域は1年中影が落ちる永久陰影地域だ。ここはとても暗く一般のカメラでの撮影が不可能だ。シャドーカメラはこれを撮影できるカメラだ。

月の永久陰影地域を撮影する理由はここに水や氷が存在する可能性があるためだ。月は大気がなく水に分子が日光を受けるとすぐに蒸発する。これに対し月の陰影地域では極微量の水分子が存在する可能性があるという仮説があるが、シャドーカメラはこの仮説を検証するのに活用される。シャドーカメラは米航空宇宙局(NASA)を通じて6月に韓国に搬入される予定だ。

一方、科学技術情報通信部は2022年8月に米スペースXのファルコン9ロケットを利用して韓国型月軌道船を打ち上げる予定だ。月軌道船が宇宙に成功裏に進入すれば来年末ごろ月軌道に無事に到着するのが目標だ。月軌道進入にも成功すれば月軌道船は2023年1月から12月まで1年間にわたり本格的に月を研究する予定だ。

韓国航空宇宙研究院は「月軌道船は8月1日に打ち上げられることで計画されている。遅くとも9月9日までに月軌道船を打ち上げられるよう準備中」と話した。

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    来年打ち上げられる韓国型月軌道船が遂行する科学任務の枠組みが明らかになった。写真は月軌道船想像図。[写真 航空宇宙研究院]
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