艦長「『天安』爆沈事件の再調査とは…大統領府は謝罪すべき」=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.04.02 11:23
韓国大統領直属の軍死亡事故真相究明委員会(究明委)が韓国哨戒艦「天安」爆沈事件に対する真相調査を始めたことに関連し、チェ・ウォンイル「天安」艦長(予備役大佐)が1日、究明委を抗議訪問した。
チェ艦長は抗議訪問した事実をフェイスブックで公開しながら▼再調査の即時中止▼究明委の謝罪文発表▼青瓦台(チョンワデ、韓国大統領府)の立場表明および遺族・生存将兵に対する謝罪--の3つの要求事項を究明委側に伝えたと明らかにした。また「明日までに措置が取られなければ強硬対応する予定」と書いた。これに先立ちチェ艦長は中央日報の関連記事に言及しながら「目を疑う」と題したコメントを載せた。チェ艦長は「大統領直属機関が、大統領が述べた『政府の立場に変わりはない』という言葉と反対の決定をした理由を聞き、強く対処する」と伝えた。
これと関連し究明委の関係者は「イ・インラム委員長がチェ・ウォンイル艦長および亡くなられた天安の将兵の遺族と面談し、意見を聴いた」とし「事案の深刻性を考慮し、2日午前11時に委員会緊急会議を開くことにした」と明らかにした。