韓国歴史学教授「ドラマ『朝鮮駆魔師』打ち切りは世論を掲げた暴力」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.03.31 17:21
第2話で打ち切られたSBSのドラマ『朝鮮駆魔師』をめぐり、歴史学界や放送学界から「過度な愛国主義」「作家の想像力制限」など批判の声が登場している。匿名のある文化コンテンツ関連大学教授は「深刻だと感じている。ただ世論の反発が恐ろしく黙っている雰囲気」と伝えた。
こうした中、カトリック大学国史学科のキ・ギョンリャン教授は28日に自身のブログを通じ「『朝鮮駆魔師』を歴史わい曲と見るのは難しい。今回の事件は今後の創作活動萎縮など韓国社会に大きな傷として残るだろう」と主張した。キ教授は『万人万色歴史工作団』『欲望越しの韓国古代史』などの本を通じ大衆と学界の間隙を狭める試みをしてきた学者だ。