韓国、昨年の文化芸術著作権、史上初の黒字
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.03.23 14:26
昨年、韓国の文化芸術著作権貿易収支が史上初めて黒字を記録した。2010年の統計編制以来初めてのことだ。新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)の感染拡大により各国の外部活動が減り、韓国エンターテイメント会社が生産する音楽・映像の海外消費が増えた一方、外国映画の輸入が減少した影響だ。
韓国銀行が23日に発表した「2020年知的財産権貿易収支(暫定)」によると、昨年の知的財産権貿易収支は18億7000万ドル(約2034億4670万円)の赤字を記録した。前年(-5億3000万ドル)より赤字幅が拡大した。知的財産権の貿易収支は、経常収支の項目のうち知的財産権関連の国際取引の現状を別途集計した統計だ。