韓国、経済悲惨指数は3.6年ぶり、庶民悲惨指数は集計以来最悪
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.03.18 15:25
物価と失業率が上がり、韓国国民が感じる「経済悲惨指数(Misery Index)」が約3年6カ月ぶりに最大水準に急上昇した。範囲を庶民層対象に絞ると、悲惨さは一層大きな結果となった。
18日、秋慶鎬(チュ・ギョンホ)国民の力議員が韓国統計庁の資料を分析した結果によると、1月・2月の失業率と前年比消費者物価上昇率を足した「経済悲惨指数」は、それぞれ6.3、6.0を記録した。昨年は低い物価のおかげで4程度の水準に留まっていたが、ことしから急に数値が上昇した。これは、2017年8月以来、最大の水準だ。
経済悲惨指数とは、消費者物価上昇率と失業率を足した指標で、国民が体感する経済生活の困難を計量化したものだ。米国の経済学者アーサー・オーカン(Arthur Okun)が考案した。