電気自動車に乗り換える自動車業界…内燃機関車の終末?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.03.18 12:08
「自動車学科でエンジン・変速機を専攻したいという学生がいない」。
「機械工業の花」と呼ばれた自動車エンジンを作る技術者は消えるということなのか。首都圏にある大学の自動車学科のある教授は「エンジン専攻希望者は見られず、代わりに自動運転、センサー、水素、バッテリーに関心を持つ学生は多い」と話した。内燃機関車から電気自動車時代への転換が予想より早く進み、未来自動車を作る学生の目はすでに電気自動車に移っているということだ。
自動車業メーカーはだれもが電気自動車メーカーへの変身を宣言しているところだ。世界1位の自動車メーカーであるフォルクスワーゲンも例外でない。フォルクスワーゲンは15日、「2030年に240ギガワット時規模の電気自動車用バッテリーを独自に生産する」と宣言した。昨年基準で世界の新車市場規模は約7500万台、フォルクスワーゲンは15%前後のシェアを持っている。したがってフォルクスワーゲンの宣言は2030年から約500万台の電気自動車を作るという、すなわち生産する自動車の半分を電気自動車にするという意味だ。電気自動車の先駆者に当たるテスラはすでに昨年9月にフォルクスワーゲンをはるかに上回る電気自動車量産計画を出している。テスラのバッテリー生産目標は3000ギガワット時でフォルクスワーゲンの10倍以上だ。