韓経:悪材重なる半導体産業…台湾の水不足でTSMC「稼働中断の恐れ」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.03.18 08:01
台湾に押し寄せる過去に例のない水不足に世界の半導体業界の注目を集めている。半導体チップを作るのに水は重要な資源だ。台湾には世界最大のファウンドリー(半導体受託生産)企業であるTSMCと3位であるUMCがある。両社は世界市場の60%以上を占めている。日照りによる台湾の水不足が深刻化すればTSMCとUMCの半導体チップ製造に支障が生じ、すでに世界の産業界を揺さぶっている半導体の品薄状況をさらに悪化させる信管になりかねない。台湾の6月の雨期にも降雨量が少なければ状況は深刻化するだろうという懸念が出ている。
◇工業用水まかなう貯水池の底見える