就業者1年中減り続け、雇用率は8年ぶり最低=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.03.17 15:59
2月、韓国の就業者が前年同月に比べて50万人近く減り、12カ月連続の減少を記録した。就業者が約100万人消えた1月より減少幅が縮小すると、政府は「雇用市場が改善した」と評価した。しかし、対面サービス業中心の雇用ショックは依然続いている。政府の高齢者雇用事業で雇用指標が一部改善した「対症療法」の結果だった。
韓国統計庁が17日に発表した「2月雇用動向」を見ると、先月の就業者数は2636万5000人で、前年同月比47万3000人減少した。就業者数は、新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)の感染拡大が雇用市場に本格的に影響を及ぼした昨年3月にマイナスを記録して以来、12カ月間増加しなかった。通貨危機を経験した1998年1月~1999年4月に16カ月連続で減少したが、その後の最長記録だ。
◆政府「雇用指標の改善につながるだろう」