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74歳の女優ユン・ヨジョン、アカデミー賞にノミネート

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.03.16 07:18
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74歳の女優ユン・ヨジョンが韓国映画史を書き直した。翌月25日に開かれる第93回アカデミー授賞式で在米韓国人2世のチョン・イサク(リー・アイザック・チョン、43)監督の映画『ミナリ(MINARI)』で助演女優賞にノミネートされた。韓国女優としては初めてだ。15日(現地時間)、アカデミー賞を主管する米国映画芸術科学アカデミー(AMPAS)が発表した候補リストに『ミナリ』は作品賞・主演男優賞(スティーヴン・ユァン)・監督賞・脚本賞(以上チョン・イサク)・音楽賞(エミール・モッセリ)など計6部門にノミネートされた。

『ミナリ』は1980年代米国アーカンソー州へ移住した30代若夫婦が農場を作ってアメリカンドリームを夢見る話だ。この映画でユン・ヨジョンは他国へ移住した娘モニカ(ハン・イェリ扮)を助けるために異国の土地にミナリ(セリ)の種を持って行ったスンジャ役を演じた。彼女の婿であるジェイコブ役をを演じた俳優スティーヴン・ユァン(38)もアジア系米国人最初の主演男優賞候補になった。韓国語が80%以上となっている映画に韓国系俳優を多く起用し、叙情的な映像で表わしたチョン・イサク監督は昨年ポン・ジュノ監督に続いて監督・脚本賞を同時に狙うことになった。

 
これで昨年アカデミー4冠に輝いた映画『パラサイト 半地下の家族』(監督ポン・ジュノ)に続き、2年連続で韓国系監督・俳優がアカデミー授賞式のスポットライトを浴びることになった。ユン・ヨジョンと女優ハン・イェリはもちろん、1978年米国で生まれた移民2世のチョン監督、スティーヴン・ユァン、子役俳優のアラン・キムとノエル・ケイト・チョは全員韓国系だ。

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