<ゴルフ>ダスティン・ジョンソン「五輪不参加」…韓国には好材料
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.03.15 14:08
現マスターズチャンピオンで男子ゴルフ世界ランキング1位のダスティン・ジョンソン(米国)が7月に開催される東京オリンピック(五輪)への不参加を宣言した。「第5のメジャー」と呼ばれるプレーヤーズ選手権に出場中のジョンソンは14日の記者会見で「大きな大会が集まっていて、五輪ゴルフは日程上参加するのが容易でない。PGAツアーに集中する」と発表した。
五輪男子ゴルフは7月29日に始まる。英国で開催されるメジャー大会、全英オープンの11日後だ。五輪の4日後には米メンフィスで世界ゴルフ選手権がある。その週にはPGAツアーのプレーオフが始まる。ジョンソンは昨年プレーオフ3大会のうち2大会で優勝し、プレーオフチャンピオンになった。米国と欧州の大陸対抗戦ライダー杯がその後に続く。ライダー杯は両大陸の選手が重視する大会だ。
五輪には男女60人ずつ出場する。出場者は6月に開催される全米オープン基準の世界ランキングで決まる。15位以内の選手が参加資格を受けるが、一国で15位以内の選手が5人以上いる場合は4人だけが出場できる。15位内の選手が5人以上である国は男子の米国、女子の韓国だけだ。ジョンソンが抜ける場合、米国男子代表となる可能性がある上位ランキング選手はジャスティン・トーマス、コリン・モリカワ、ザンダー・シャウフェレ、ブライソン・デシャンボー。残りの国は2人まで出場できる。