韓経:米「アマゾンよりも良い」…韓国コマース企業「クーパン」に熱狂する理由
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.03.15 09:50
韓国EC大手のクーパン(Coupang)がグローバル投資家の視線を一身に受けている。今月11日、米国ニューヨーク証券取引所(NYSE)上場と同時に時価総額基準で一気に韓国2位企業に浮上し、その成長性でアマゾン(Amazon)やアリババ(阿里巴巴)などのグローバル企業と肩を並べた。一部では「アマゾンよりも成長潜在力が高い」〔米有力投資専門紙バロンズ(BARRON'S)〕という評価もある。その理由としてクーパンが過去10年間、独自技術で構築してきた「密集都市型物流システム」を挙げることができるというのが専門家の共通した意見だ。
◆高まるクーパン再評価の声
クーパンは上場翌日の12日、前日比1.58%下落した48.47ドルで取引を終えた。前日40%急騰したところから一息つきはしたが、時価総額(約94兆ウォン、約9兆円)は100兆ウォンに肉迫する。時価総額基準で韓国2位のSKハイニックス(101兆9203億ウォン、12日終値)とほぼ同じ規模だ。