「THAAD報復は中国の間違い…韓国、中国の干渉を放置しているのではないか」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.03.15 08:58
米シンクタンクのシカゴ国際問題協議会(シカゴカウンシル)のイヴォ・ダルダー会長が、17日に予定された米国のトニー、・ブリンケン国務長官とロイド・オースティン国防長官の訪韓に対して「ジョー・バイデン政府は過去の政府とは違い、アジアの同盟を欧州の同盟と同じくらい重視するということ」と話した。ダルダー氏は今月10日、中央日報・コリア中央デイリーとのビデオ方式によるインタビューで「バイデン政府は中国との競争でさらに強くなるために、韓国にもっと大きな役割を期待している」と話した。
ダルダー氏は、米国の代表的な安保専門家で、ブルッキングス研究所上級研究員やメリーランド公共政策大学教授を歴任し、バラク・オバマ政府第1期の2009~2013年に北大西洋条約機構(NATO)駐在大使を務めた。米国および欧州・アジアの元外交・国防長官が参加するタスクフォース(TF)を主導し、最近「アジア核計画グループ」創設を提案する報告書を出した。ダルダー氏は2016年高高度ミサイル防衛(THAAD)体系配備後にあった中国の報復が韓国の戦略的曖昧性につながった側面があるという指摘について、「全面的に中国の間違い」としながらも「韓国が自国防御に必要なことをするにあたり、中国がああしろこうしろと言うのを放置しているのではないかと自問する契機になればよい」と話した。次は一問一答。