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ラムザイヤー教授批判したハーバード大学ロースクール生…「学問の自由には責任が伴わなければ」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.03.14 09:21
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慰安婦を自発的売春だと規定した米ハーバード大学ロースクールのマーク・ラムザイヤー教授の論文に対し教え子らも12日に公開批判した。

ハーバード大学ロースクール3学年に在学中の3人の学生がはこの日、校内新聞に「ラムザイヤー教授の学問的否定行為:否定主義の正当化」という題の文を寄稿した。彼らはロースクール教授がファクト確認と正確な引用を要求している点を取り上げた上で、「3年間こうした教訓を内面化した私たちはまさに私たちの教授のうち1人が書いた『太平洋戦争の性契約』という論文を読んで衝撃を受けた」と話した。

 
その上で「ラムザイヤー教授の契約理論は植民支配対象である貧しい若い女性たちが直面した現実に対する認識がなく空虚に作動するだけ」と批判した。続けて「疑わしく誤解の素地がある引用に依存したその論文は生存者の証言と国際機関の調査で確立されたファクトを無視した。いわゆる『契約』は法律上、無能力と脅迫、詐欺などの理由で無効になるだろう」と指摘した。

寄稿者は論文引用と文献資料を確認するためにラムザイヤー教授と接触したとも明らかにした。彼らは「不幸にも私たちがラムザイヤー教授から示されたどの資料もその論文が学術的完結性に関する基本基準を満たしていなかっただろうという私たちの懸念を収められなかった。ラムザイヤー教授は韓国語を読んだり話したりできないというが、私たちは英語圏読者に向けた証言集を読んでみることを推奨する」と書いた。

これまで問題点と指摘された韓国人慰安婦契約書をひとつも提示できない点と、出典不明のブログから引用した証言事例などを根拠とした点も問題が多いとし、「重大な方法論的な欠陥がある」と指摘した。また「真理をモットーに掲げた機関の沈黙を考慮すると私たちは黙って座ったまま待つことはできず、新国粋主義者らの談論と相対して戦わなければならないと感じた」として学校側の無対応も批判した。

寄稿者は「学問の自由には責任と専門性が伴わなければならない。ハーバード大学ロースクール教授として重い権威を持つ人ならば特にそうだ」として文を締めくくった。

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    2021.03.14 09:21
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    米ハーバード大学ロースクールのマーク・ラムザイヤー教授。
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