韓国政府が１４日に終了する予定だった現行の社会的距離（首都圏２段階、非首都圏１．５段階）を２８日まで２週延長することにした。５人以上の集まり禁止など核心の防疫守則も維持する。ただ、直系家族が集まる場合は８人まで許容するという結論を出した。非首都圏内の遊興施設の営業時間制限も解除した。

中央災難安全対策本部によると、６－１２日の一週間、韓国国内での一日の新型コロナ新規感染者数は平均４１８人だった。１月第３週以降、８週連続で全国で一日３００－４００人台の新規感染者が発生している。この数字は社会的距離２．５段階基準に該当する。ただ、防疫当局は新型コロナ状況がまだ「停滞状態」と判断し、社会的距離の段階を引き上げなかった。

また、５人以上の私的な集まり禁止措置に該当しない例外対象を増やした。結婚に関する両家のあいさつなどだ。人員制限は８人までとなる。結婚式や葬式とは違い５人以上禁止措置の適用を受けていた満１歳誕生日パーティー会場なども今後は運営が可能だ。２段階の首都圏では９９人まで参加できる。

中央災難安全対策本部は今後２週間を特別対策期間とし、大衆利用施設および外国人労働者密集事業場などの防疫実態を集中的に点検する計画だ。一方、社会的距離改編案は来週完成するという。適用時期はまだ決まっていない。