<東日本大震災10年>菅直人当時首相「爆発隠した東京電力、現在も情報隠蔽中」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.03.11 10:20
東日本大震災発生翌日の2011年3月12日午後3時36分、福島第一原発1号機から爆発音と共に白い煙が立ちのぼった。津波で原発の非常用電源が喪失して燃料棒が融解するメルトダウン(meltdown)が起き、これによって生成された水素ガスが水と反応して爆発を起こした。
菅直人当時首相はこの日午後5時、テレビを見て原発の水素爆発事実を知った。東京電力は首相にも報告しなかった。東日本大震災発生10年を迎えて、今月4日、東京の衆議員会館で会った菅直人氏(現在は衆議院議員)は「東京電力の情報隠蔽は今も続いている」と話した。