韓経:NAVERの事業中心軸、韓国から日本へ…大型投資も海外に集中
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.03.10 08:04
「日本およびアジア基盤のグローバル先導人工知能(AI)テック企業」。
今月初めに発足したZホールディングスの目標だ。Zホールディングスはネイバー(NAVER)とソフトバンクが設立した合併法人(JV)Aホールディングスの子会社だ。Zホールディングスは5年間で5兆ウォン(約4800億円)以上を投資し、グローバルおよび日本から約5000人のAI人材を確保する計画だ。これを通じて2023年までに売上21兆ウォン、営業利益2兆4000億ウォンを達成するという目標だ。
ネイバー事業の中心軸が韓国から日本に移っている。日本を拠点にメッセンジャープラットフォーム「LINE」が主導権を握っているインドネシア、タイ、台湾などで新事業の実験をしていくという戦略を立てていることが分かった。情報技術(IT)業界関係者は「国内では社会的葛藤を引き起こすような新規事業はやめようというのが内部方針」としながら「このため国内で新規事業をしようとする職員とネイバー指導部の間の葛藤がたまに発生したりもする」と伝えた。