映画『ミナリ』、「アカデミー賞の尺度」とされるPGA作品賞にノミネート
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.03.09 13:58
在米韓国人2世のリー・アイザック・チョン(チョン・イサク)監督の映画『ミナリ』が8日(現地時間)に発表された第32回全米製作者組合(PGA)アワード作品賞にノミネートされた。PGAアワード作品賞候補は、アカデミー賞作品賞を予見することができる重要な尺度とされている。
この日、PGAがノミネートを発表した作品賞候補は計10作。『ミナリ』は、ゴールデングローブとクリティクス・チョイス作品賞を席巻した『ノマドランド』や『続・ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画』、『マ・レイニーのブラックボトム』、『ジューダス・アンド・ザ・ブラック・メサイア』、『Mank/マンク』、『あの夜、マイアミで』、『プロミシング・ヤング・ウーマン』、『サウンド・オブ・メタル 聞こえるということ』、『シカゴ7裁判』と競うことになる。
バラエティなど米メディアは、「PGAとアカデミーの作品賞候補は過去2年間ほぼ同じで、PGA発足以来31年間のPGAとオスカーの作品賞受賞作は21回一致した」と伝えた。昨年、ポン・ジュノ監督の『パラサイト 半地下の家族』はPGA作品賞にノミネートされ、トロフィーはサム・メンデス監督の『1917 命をかけた伝令』の手に渡ったものの、その後のアカデミー賞で作品賞を含め4冠王で「逆転」している。