ファイザーのワクチン、韓国で2件目の許可…「16歳以上は接種可能」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.03.05 15:25
ファイザーのワクチンがアストラゼネカに続いて韓国国内で2件目の新型コロナワクチンとして正式に許可された。許可接種年齢が満16歳以上という結論が出たことで、原則的には未成年者の高校生もワクチンを接種できるようになった。
食品医薬品安全処は5日、最終点検委員会を開き、韓国ファイザー製薬の新型コロナワクチン「コミナティ筋注」を許可したと明らかにした。食品医薬品安全処は「これに先立って実施された2度の諮問内容などを総合的に検討した結果、臨床試験最終結果報告書などを許可後に提出する条件で品目許可をする」と明らかにした。
最終点検委員会は新型コロナワクチン許可審査のための3重専門家諮問会議のうち最後の段階で、最終決定となる。最終点検委員会によると、ファイザーワクチンの安全性に関連し、接種後に報告された異常事例はよく見られる注射部位の痛み、発熱、疲労、悪寒、頭痛、筋肉痛などであり、症状の大半が軽症で数日以内に回復したという。ワクチン投与後の薬物関連過敏反応(じんましん)は1件発生し、薬物関連アナフィラキシー(重いアレルギー反応)は臨床試験期間中に報告されなかった。