サムスンとLG、40倍細かいLEDで世界のテレビ市場でトップを守る
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.03.04 12:13
「今年のヒーロー(主役)の『ネオQLEDテレビ』を中心に16年連続世界1位を達成したい」。
サムスン電子が3日にソウル・瑞草区(ソチョグ)にある大型店舗「サムスン・デライト」でネオQLEDテレビ体験イベントを行った。ネオQLEDテレビは2006年から世界のテレビ市場で1位の座を守っているサムスンの今年の「守城カード」だ。
ネオQLEDテレビについてサムスン電子は、「既存のQLEDテレビから一段階進化した超プレミアム製品」と説明する。2つのテレビともバックライトユニットに発光ダイオード(LED)を使う液晶テレビだ。ネオQLEDは既存のLED素子より40分の1ほど小さい「クォンタムミニLED」を使っており、「ミニLEDテレビ」に分類される。サムスン電子は「100~200マイクロメートルにすぎないLED素子を同じ面積にはるかに細かく配置して光源に使っただけに画面が鮮明で明るい」と説明した。クォンタムミニLEDの明るさを4096段階(12ビット)で調整し色表現が精巧なのも特徴だ。