韓経:「NOジャパン」にコロナまで…韓日旅客船会社が相次ぎ廃業の岐路に
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.03.04 07:48
釜山(プサン)と日本を結ぶ国際旅客船会社が日本旅行ボイコットに続き新型コロナウイルスの直撃弾まで受け相次ぎ廃業の危機に置かれている。釜山港免税店など韓日航路旅客関連企業も営業を中止し困難を訴えている。
釜山港国際旅客船協議会が3日に明らかにしたところによると、日本旅行ボイコットが始まった2019年7月から同年末までの韓日航路旅客船利用客は前年より80%近く減った。昨年4月からは新型コロナウイルスで利用客の足は途絶えたも同然だった。
釜山港国際旅客ターミナルから船便で日本の対馬、福岡、大阪、下関などと行き来した乗客は2018年に142万6000人で過去最高を記録したが、2019年に93万2000人、2020年には6万人に急減した。新型コロナウイルスの感染が拡大した昨年4月から現在まで乗客がまったくおらず、高速旅客船はすべて運航を中断しており、釜関フェリー、パンスターライン、高麗フェリーなどカーフェリー旅客船は貨物だけ運んでいる。