独立活動家蔑視で物議をかもした韓国の漫画家ユン・ソイン氏がフェイスブックに掲示物やコメントを残すことができない「アカウント制限措置」を受けた。

ユン氏は２日、インスタグラムを通じて、フェイスブックから３０日間掲示物やコメントを残すことができないアカウント制限措置を受けたと伝えた。

フェイスブック関係者は「ユン氏本人は停止理由を知らされていると思う」と明らかにしたが、ユン氏はアカウントが停止された理由を公開しなかった。

フェイスブック側は「内部コミュニティ基準があるが、非常に特異か公益的目的がある場合でなければ公開しない」とし「今まで公開した事例は大統領殺害脅迫アカウント程度」と付け加えた。

ユン氏は独立活動家を蔑視するなどの妄言で繰り返し物議をかもしている。１日にもフェイスブックに三一節（独立運動記念日）関連の資料を抜粋公開した後、「日本には非暴力運動、私たちの間では暴力運動」としながら「世界が認めるわが民族の自発的な非暴力抵抗運動である三一運動の特徴は一生懸命参加しなければ主宰側が家に火をつけて皆殺しにすること」と書いた。続いて「日本巡査よりも残酷非道だった三一運動主催者。私でも一生懸命参加すると思う」と書いた。

また、光復開館に行って日本料理店ですしを食べる様子を三一節に合わせてユーチューブに掲載したりもした。

今年１月には、経済的に余裕がある親日派子孫と窮乏した独立活動家の子孫を比較して「事実を知れば１００年前にもいわゆる親日派は一生懸命に生きた人々で、独立活動家はいい加減に生きた人々ではないか」という掲示物を掲載して波紋を広げた。

これに対し、独立有功者の子孫らはユン氏に対して巨額の訴訟を予告した。先月２４日、光復会は「独立有功者子孫２４９人が独立有功者を侮辱して名誉を傷つけたユン氏を対象に慰謝料請求訴訟を進める」とし「慰謝料請求金額は２億４９００万ウォン（約２３６５万円）」と明らかにした。