ワクチン3日間でわずか2万1177人?…「遅々とした接種」には理由ある=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.03.02 15:10
1日、韓国疾病管理庁によると、新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)ワクチン接種開始から3日目の先月28日、一日で全国の765人がワクチンを打った。韓国内のワクチン接種者は、初日(26日)の1万9127人、二日目(27日)の1285人を加えて合計2万1177人となった。人口(5200万人あたり)に対し接種率は0.041%だ。これについて、一部ではワクチン接種率が予想よりも遅いのではないかという指摘も出ている。
先週から始まった新型コロナワクチン接種は、国内で初めて導入されたアストラゼネカ(AZ)製ワクチン(78万人分)及びファイザー製ワクチン(5万8500万人分)で行われている。2種類とも完全な免疫力を得るためには2回の接種が必要で、現在は1次接種が行われている。
AZワクチンの累積接種者は2万613人、ファイザーワクチンの累積接種者は564人だ。AZ接種対象者は、前日基準で全国の療養病院、介護施設、精神療養・リハビリ施設の満65歳未満の入院・入所者及び従事者31万161人だ。対象者に対する接種率は6.65%だ。ファイザー接種対象者は、新型コロナ患者の治療にあたる病院や生活治療センターの医療スタッフ・職員5万6170人で、接種率は1.0%だ。