「米中テック牽制する第3極になる」…韓日テック連合、AIにだけ5000億円投資
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.03.02 08:20
「飛び跳ねて 田で鳴くカエル 空遠し」(28日、孫正義ソフトバンク会長)
李海珍(イ・ヘジン)と孫正義のジャンプがきょう始まった。ネイバーの日本子会社LINEとソフトバンク傘下のヤフージャパン(Zホールディングス、ZHD)が1日に経営統合しAホールディングス(AHD)として再スタートを切った。ネイバー創業者の李海珍氏が共同代表を務め経営の第一線に出る。目標はグローバル技術産業でG2の米国と中国を牽制する第3極になるということ。彼らの最初の跳躍はeコマースだ。ネイバーが作ったオンラインショッピングプラットフォームの「スマートストア」が日本に技術輸出される。
AホールディングスのAは「トリプルA」を意味する。▽「A-to-Z」の英語表現の意味の通り、グループ全体でシナジーを創出すること▽今後、グループ全体でAIを活用した事業領域に注力していくこと▽まずはアジア(Asia)へ向けた事業展開を志向し、将来はグローバルへ事業を展開していくこと――だ。両社は株式も半分ずつ、核心経営陣の数も半分ずつ分け合った。李海珍ネイバー創業者とともに宮内謙ソフトバンク最高経営責任者(CEO)がAHD共同代表を務める。AHDはZHDの株式65.3%を保有して支配し、ZHDの傘下にはLINEとヤフージャパンをはじめとした両社の日本国内事業がすべて集まる構造だ。