100秒間火をふいたロケット…宇宙を飛ぶ韓国型発射体に大きく一歩前進
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.02.26 08:08
25日午後3時、全羅南道高興郡外羅老島(チョルラナムド・コフングン・ウェナロド)にある羅老宇宙センター。75トン級液体エンジン4基が同時に真っ黄色い火を吹き出した。強力な火炎のせいで、静かな島はすべて真っ白い煙と振動に包まれた。
韓国航空宇宙研究院(航宇研)はこの日、国内技術で開発した初めての発射体(ヌリ号・KSLV-II)の最下段である第1段ロケットの性能を検証した。「燃焼試験の結果は成功的だ」と航宇研は発表した。来年予定されている実際の打ち上げと同じ自動発射ソフトウェアを使って100秒間燃焼テストをしたところ、特別な問題はなかったということだ。韓国型発射体が宇宙を飛ぶ時がまた一歩大きく近づいた。