2032年ソウル-平壌五輪開催構想、事実上消滅
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.02.25 11:58
国際オリンピック委員会(IOC)が2032年夏季オリンピック(五輪)開催地の優先対話対象にオーストラリアのブリスベンを選定した。この大会を招致して南北が共同開催し、韓半島(朝鮮半島)平和ムードを形成するという韓国政府の構想も事実上、水の泡となった。
IOCは25日、執行委員会を開き、豪クイーンズランド州ブリスベンを2032夏季五輪開催地の優先対話対象に選定した夏季五輪未来招致委員会の勧告を承認した。当初、2032年大会はソウル-平壌(ピョンヤン)のほか、ドーハ(カタール)、ブダペスト(ハンガリー)、ライン-ルール(ドイツ)、成都-重慶(中国)、ジャカルタ(インドネシア)、ニューデリー(インド)、イスタンブール(トルコ)、サンクトペテルブルク(ロシア)など複数の都市が開催の意思を明らかにしていた。