韓国の人口、自然減少始まる…出生率0.84人で世界最低
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.02.24 14:58
韓国の合計出生率が0.84人に減り、初めて人口が自然減少した。韓国政府が低出生対応予算に過去10年間で200兆ウォン(約18兆9600億円)以上を注ぎ込んだが、効果がなかった。経済協力開発機構(OECD)加盟国の中で唯一の出生率0人台国家で、他国との差はますます広がっている。
24日、韓国統計庁が発表した「2020年出生・死亡統計暫定結果」によると、昨年の出生児は27万2400人で、1年前より10%(3万300人)減少した。逆に死亡者は30万5100人で、前年比3.4%(1万人)増加した。生まれた子供は減り、死亡者は増えたことで、昨年の韓国の人口は3万3000人、自然減少した。