接種率48%のイスラエル、残る物量で「ワクチン外交」か
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.02.24 12:07
国民のおよそ半分が新型コロナウイルス感染症のワクチンを接種したイスラエルが、残るワクチンをパレスチナなど他国に提供すると明らかにした。
イスラエル首相室は23日(現地時間)の声明で「複数の国からワクチン提供要請があった。イスラエルはワクチンを生産しないため、自国民の接種が終わるまでは意味のある支援ができないと通知した」としながらも「現保有量のうち象徴的な物量をパレスチナや別のワクチン要請国に送る予定だ。数千回分のワクチンはすでにラマラ(ヨルダン川西岸)に向かった」と伝えた。ロイター通信はイスラエル政府関係者らを引用し、中米のホンジュラスにもワクチンを提供する予定だと報じた。