<野球>秋信守、年俸27億ウォンで韓国球団に…10億ウォン寄付はノブレスオブリー「チュ」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.02.24 11:28
米メジャーリーグ(MLB)で16年間プレーした秋信守(チュ・シンス、39)がSKワイバーンズを買収した新世界グループイーマート球団に入団する。新世界側は23日、「秋信守と年俸27億ウォン(約2億5600万円)で入団契約をした」と発表した。KBO(韓国プロ野球)リーグ史上最高額だ。従来の最高年俸は釜山(プサン)スヨン小学校のチームメート、李大浩(イ・デホ、39、ロッテ)の25億ウォンだった。秋信守は年俸のうち10億ウォンを社会貢献活動のために寄付することにした。
釜山高の有望株だった秋信守は「アメリカンドリーム」を抱いて2001年、米国のシアトル・マリナーズに入団した。月給100万ウォンで同年齢の妻ハ・ウォンミさんと苦労しながら生活していた秋信守は、2005年、夢のMLB舞台にデビューした。その後、クリーブランド・インディアンズ(2006-12年)、シンシナティ・レッズ(2013年)で活躍した秋信守は、自由契約選手(FA)資格を取得してテキサス・レンジャーズと7年・総額1億3000万ドルで契約した。当時、アジア選手の史上最高額で、MLB歴代ランキングでも27番目(外野手では6番目)に大きい金額だった。