「是正せよ」中国外相に米国務省が名指しで批判「典型的な非難回避」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.02.24 10:04
米国に向け対話を提案し内政干渉をするなと要求した中国の王毅国務委員兼外相を米国がより強く批判した。バイデン政権発足後新たに足並みを合わせていきつつある米中関係が序盤から揺らいでいる。今後4年間の米中関係がどのように流れるのかを示唆する。
米国務省のプライス報道官は22日の定例会見で、前日の「中国の核心利益を尊重せよ」という王外相の発言をめぐり、「非難を回避しようとする中国政府の典型的な性向を見せている」と批判した。中国が略奪的な経済慣行、透明性欠如、国際的合意順守失敗、普遍的な人権弾圧に対する非難をすべて他人のせいにしているとしながらだ。
質問者は「中国最高位外交官」の発言として尋ねたが、プライス報道官は「王国務委員の発言ということなのか」としながら実名を出した。王外相はこれに先立ち21日に北京の外交部で開かれたフォーラムでの演説でバイデン政権との関係に対する中国の立場を明らかにする内容で演説した。