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ファイザーのワクチン不足で先行き不安な日本、「1回だけ接種」の検討始める

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.02.23 17:25
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17日からファイザーの新型コロナウイルスワクチン接種が始まった日本でワクチンを1回だけ接種する案が議論される。世界的な品不足により供給日程に支障が出るだろうという懸念が大きくなったためだ。

毎日新聞など日本メディアが23日に伝えたところによると、前日開かれた自民党のワクチンプロジェクトチーム会議で、十分な量のワクチン確保が難しい現在の状況を考慮してまず多くの人に1回だけ接種することを検討しようという意見が出た。自民党の下村博文政調会長はこれについて「政治的判断になるので自民党で検討していこう」と明らかにした。

 
議論の背景には、最近イスラエルの医療陣が発表した研究結果がある。世界で最も速いワクチン接種速度を見せているイスラエルの医療センターは18日に「ファイザーのワクチンを1回だけ接種しても予防効果が75~85%に達する」という臨床結果を出した。ファイザーのワクチンは臨床試験で1回目のワクチン接種後3週間間隔で2回目を打つ場合に効果が95%に達することが明らかになった。

イスラエル医療陣は1月に1回目のファイザーのワクチンを接種した医療陣7214人を追跡した結果、接種後15~28日間に新型コロナウイルス感染症状発現は85%減少し、無症状事例を含めば予防効果は75%だったと明らかにした。この内容は医学専門誌「ランセット」に掲載された。

日本は現在、3月中に医療陣470万人、4月から65歳以上の高齢者3600万人に対するワクチン接種を始める計画だが、実際に確保できたワクチンは大幅に不足している。欧州のファイザー工場から2回にわたり40万人分のワクチンが到着したが、3回目以降の輸送日程はまだ決まっていない。最優先接種対象の医療陣4万人分には十分だが残りの医療陣に対する接種ができるのかすら明言できない状況だ。

ワクチン総責任者である河野太郎行政改革担当相は21日にNHKの番組に出演し、「65歳以上の高齢者の接種を4月中にスタートしたいが、ワクチンが当初は非常に限られているので、少しゆっくり立ち上げていきたい」と困難を吐露した。ファイザーのワクチンを1回だけ接種する案に対しては、「それで行こうということならば、打ち方が変わってくる。厚生労働相に相談し、これから考えなければいけない」としながら検討の可能性を表わした。

これに先立ち英国はワクチンを1回接種するだけでも相当な予防効果があるという判断から、1回目の接種と2回目の接種の間隔を最大12週間に延長した。フランス保健当局は新型コロナウイルス感染履歴がある場合、1回の接種だけでもワクチンの効果は十分だという結果を最近発表した。

ワクチン1回接種案に対し日本政府はまだ慎重な立場だ。厚生労働省は「3週間隔2回接種」を基準として使用を許可したため、ワクチン接種回数を減らすには新たな承認手順を踏まなくてはならないとみている。イスラエルの臨床結果の信頼性に疑問を提起する声も出ている。

加藤勝信官房長官も22日の会見で「1回の接種で十分と言えるかは慎重な検討が必要ではないか。ワクチンは2回接種を前提に有効性、安全性が確認され、薬事承認されている」としながら留保する姿勢を見せた。

一方、菅義偉首相は22日の国会で、「国のトップリーダーとして真っ先に打つべき」とする声に対し、「接種の順番は専門家の相談の中で決められている。私も順番が来たら率先して接種したい」と答えワクチンを優先的に接種する意思がないということを明確にした。

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