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サプリメントに夢中の韓国…コロナへの心配で5兆ウォン市場に(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.02.23 14:06
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朝起きると同時に空腹にプロバイオティクス(乳酸菌)1粒と血圧薬、コレステロール薬を取る。朝食を食べながら高麗仁丹ビタミンC1000ミリグラム3粒、ミルクシスルとルテインも一緒に取る。ここにクリルオイルとビール酵母10粒も口に入れて、それから出勤する。昼食と夕食にもそれぞれビタミン3粒とビール酵母10粒、寝る前にビタミン1粒を取って一日のビタミンC1万ミリグラムをすべて取る。

韓国中堅企業に務める会社員キムさん(44・男性)が一日も欠かさず守る「栄養剤献立」だ。キムさんは「昨年8月の健康診断の結果に衝撃を受け、知人の推薦で『ビタミンCの大量摂取(megadose)療法』を始めることになった」と話した。ずっと続けている習慣を守り、速歩き1時間と腕立て、スクワットを100回ずつしているが、特に食事は管理しない。結果はどうったか。「今年1月に再検診を受けたが、すべての数値が驚くほど良くなった。医者が『これは運動だけして改善するようなものではないが、特別にやったことはあるか』と聞くくらいだった。周りが何と言っても、このようにして(サプリを)取り続ける」。

 
◆10代から高齢者まで「サプリメント」

健康機能食品市場が好況だ。健康に対する関心は常にあったが、消費者が「最もホットな」製品を積極的に探し回り、この情報が各種オンライン空間に広まることが繰り返されて流行を形成する現象が目につく。健康機能食品が食事・運動・旅行のように生活の一部分として位置を確立した。

健康機能食品は老若男女問わず大衆化する傾向にある。市場調査機関のエムブレインが昨年実施したアンケートでも、回答者1000人中84.5%が「健康機能食品を利用中」と答えた。年齢別では40~50代が90%以上で最も高く、20~30代の70~80%、10代の67.8%も健康機能食品を取っていた。韓国健康機能食協会は昨年5兆ウォン(4兆9805億ウォン、約4700億円)に迫った国内の健康機能食品市場が2030年には25兆ウォンまで大きくなるとみている。

◆20~30代「免疫力くらいはないとダメ」

30代のペク・ジウさんは「コロナ後には、人と集まると口々に『免疫力だけが頼みの綱』という。服やカバンを買うよりも健康機能食品にお金を使えば自分に投資するような気持ちになり、同じお金を使っても罪悪感がない」とし「友達と『チャレンジャーズ』というアプリをダウンロードして毎日健康機能食品を用意して取る目標をたてて実践中だが、生活に動機づけになる」と話した。

実際、ヘルス&ビューティーストア「オリーブヤング」の場合、昨年20~30代の健康機能食品購入額が前年比32%も増えた。オリーブヤング関係者は「過去には紅参・乳酸菌が健康機能食品を代表していたが、若者層の流入でコラーゲン・ヒアルロン酸・マルチビタミン・ダイエットなど機能別にさまざまな製品が人気を得ている」と話した。続いて「若者層は健康を自己管理と感じて価格帯が高くても惜しみなく財布を開く」とし「2023年まで健康機能食品の売上を二倍以上にする計画」と明らかにした。

興味深いのは流行の速度とその方式だ。健康機能食協会が購入額基準で集計した人気商品トップ3は、数年間「紅参・プロバイオティクス・ビタミン」が独占していたが、新しい製品(成分)がひっきりなしに登場し、食品医薬安全処に登録されている健康機能食品は2012年1万2495種類から2019年2万6342種類へとで倍以上になった。

一例として、最近では血液循環に良いというアルギニン、「ビタミン系のエルメス」と呼ばれる「orthomol immun(高濃縮液状ビタミン)」、カジメ抽出物が睡眠誘導を助けるという「phytonutri」、免疫力に良いという「HEMO HIM」、ビール酵母「Biolabor Bierhefe」などが広く知られている。

ロッテホームショッピングで健康食品を担当しているキム・ミンス氏は「紅参やビタミンのようなステディーセラーもあるが、2019年ノニやシッサス、クリルオイルのほか、2020年にはプロテイン(タンパク質)やタルトチェリーなど話題の製品が人気を集めはてすぐ消えるという市場」としながら「新年に入ってからは機能性コラーゲンなど肌関連の製品が人気を得ている」と話した。

◆医師・薬剤師の代わりにインフルエンサー?

健康機能食品の流行にはオンラインで活動するインフルエンサーが少なくない力を発揮する。実際、消費者データ企業のオープンサーベイによると、昨年オンライン・モバイルショッピングモールで健康機能食品を買ったという回答が半分(47.9%)近くあった。この数値は30代では82.2%まで高まった。また、最も信頼する健康機能食品の情報チャネルは▼インターネット検索(29%)▼家族・友達・知人(26.7%)▼インターネット掲示板(6.9%)▼動画プラットフォーム(4.2%)--などだった。インターネット購入が増えるほどインフルエンサーたちの影響力もどうしても大きくなる環境だ。

ファッション広告代理店代表のAさん(40代)は「インフルエンサーは芸能人やモデルよりも本人のチャネルを通じてプライベートなコミュニケーションをたくさんするので、サプリや健康機能食品の質問も多く、返事もちゃんとしてくれる。先日、服を売るラバン(ライブコマース放送)をしたが、そこでも『何のサプリを利用していますか』という質問が多かった」と伝えた。

オム・スルギさん(35)も「インスタグラムのインフルエンサーをフォローして、酵素(について見かけて)試してみることにした」とし「医学専門家ではなくても、その人が直接食べてみて効果があったということをインスタに載せていて、実験までしながら分かりやすく説明してくれるので信頼できた」と話した。Aさんは「健康機能食品はうわさとトレンドの領域になった。知っている人だけが知っている、私だけが知っていると思うと、とても買いたくなる品目」としながら「インフルエンサーは『教科書に忠実でソウル大行った』というのではなく『あれやこれを食べたらきれいになった』と説明するので、もっと真実味が感じられる」と説明した。

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