サムスン労組「労使協議会違法支援」vsサムスン「事実でない」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.02.22 17:38
サムスングループ労働組合代表団が22日、「サムスングループが労使協議会に対する違法支援と運営を通じて労組を弾圧し無力化している」として韓国政府に陳情を提起した。サムスン側はこれに対し「事実でない」と反論している。
サムスン支会、サムスン電子サービス支会、民主労総金属労組などで構成されたサムスン労組代表団はこの日午前、ソウル雇用労働庁前で会見し、「サムスングループの労使協議会は労働者の境遇を改善するどころか違法を敢行し会社側の好みに合わせて運営されてきた」と主張した。
彼らが提示した「サムスン系列会社別労使協議会運営状況」によると、サムスン系列会社は会社の資金で労使協議会に所属する労働者委員(社員代表)に金銭的支援をしたり常任を保障した。現行の労働者参与法によると、労使協議会委員は非常任・無報酬で勤めなければならないと規定している。